編入学するなら2年次?3年次?メリットデメリットまとめ

ぽんず
ぽんず

みなさんこんにちは、ぽんずです!

今回は、大学の編入学についての内容になります。

ほとんどの方は、聞いたことはあれどあまり縁がないと思いますので、編入学とは何かという内容から、実際に編入学を考えている方にアドバイスでもできたらいいなーと思ってます!

というのも、僕自身3年次に編入学をした現役の大学生なので、自らの経験を踏まえて良い点悪い点書いていきます。

なお、この記事はあくまで個人的な見解なので、編入を考える上での参考程度になれば嬉しいです。

そもそも編入学って?
基本的に、高等専門学校(高専)だったり短期大学、専門学校から4年制の大学に入学することです。4年制の大学から編入する人ももちろんいます。
目的は色々あり、大学卒業資格を得たり、自分が学びたい分野について学ぶ、学歴アップなど様々です。

編入学するなら2年次?3年次?

編入のことって誰にも教えてもらわないし分からないことだらけですよね!

まずはタイトルにもある通り、編入学するなら2年次と3年次のどっちがいいか書いていきます。

イメージ的にはどっちがいいというよりは、こういう人には2年次編入がおすすめですよ、とかそんなニュアンスかなと思います。

学びたい分野が違うなら2年次がおすすめ

まずはこれですね。大学に入学したけどイメージが違った!ほかにどうしてもやりたいことがみつかった!などなどあるかと思います。

その場合はやはりすぐ行動するのが一番だと思うので、3年次を待つよりも2年次で編入することをおすすめします。

というのもやりたくない授業ばっか受けるのは普通にしんどいからです。

学びたい分野が違うというのは、分かりやすい例でいうと理系から文系に行きたい(逆もしかり)みたいな感じです。

このタイプの人は、良くも悪くも物事に影響されやすかったり、考え方が変わりやすかったりする人が多いかなと思うので、

自分が本当に編入してまでやりたいかしっかり考えておきましょう!

2年制の専門や短大は3年次になる

実は僕が実際にこのタイプで、短期大学を卒業してから4年制の大学に編入しました。

なんとなくですが、せっかく短期大学に入学したんだから学費も払ってるしちゃんと卒業したい、という気持ちがあったんですよね。

専門とか短大からの編入の場合は、4年制大学卒という肩書きが欲しい人と、専門短大で学んできた内容についてもっと勉強したい、研究したいという人が多いかなーと思います。

前者の4年大卒の肩書きが欲しいはどうなの?と思う人もいるかもですが、僕は別にありだと思っています。

実際日本の会社の求人を見ても、新卒は高校・専門卒と4年大卒で給与が違いますからね。この差は一体なんなんでしょうか。誰か教えてください(笑)

後者も、理系なんかで見ると、やはり研究ができたりするのはいい経験だし、大学・大学院ならではかなと思います。

ちなみにですが3年次から違う分野というのは、正直言って単位的に無理です。

それなら編入ではなくほかの大学に入りなおす方がいいと思います。

実は4年次編入もある

2年次、3年次編入について書きましたが、実は4年次編入もあるらしいです。

なんでこんな言い方をするかというと詳しく知らないからです、すみません…。

少し調べてみると、どうやら通信制の大学が多いようです。

通信制の大学は編入も柔軟に対応してくれるそうですね!

通信制の大学に編入したい人は4年次編入も可能ということが分かりました。

2年次編入のメリット・デメリット

次に、2年次編入と3年次編入のメリットデメリットをまとめていきたいと思います。

まずは2年次編入のメリットデメリットからです。

では早速見ていきましょう!

2年次編入のメリットは?

3年次編入より単位面での心配が少ない

編入は基本的に単位互換というシステムがあります。

単位互換とは?
大学では受ける授業を選択することができ、その選択することを
「履修する」といいます。
そして履修した授業で合格すると、「単位」が取得できます。
大学を卒業するためには一定数の単位が必要で、その単位を
編入先の大学に持っていくことを「単位互換」といいます。

ですが、あくまで互換ということで似たような科目でないと互換されないのです。

どういうことか例を使って説明したいと思います。

例えば、A大学からB大学に編入したいとします。

A大学でプログラミングaという単位を取りました。
そして、B大学にプログラミング1という科目がありました。
どちらの科目もプログラミングの基礎の内容を扱っているものとすると、B大学に編入した際に、このプログラミングaという単位はプログラミング1という単位に互換される可能性が高いということです。
これはなぜかというと、学ぶ内容が似ているからです。

逆に、A大学で取ったスペイン語の単位がB大学のプログラミング1として互換されることはまずないです。

となんとなくですがこんな感じです。

ぽんず
ぽんず

説明下手すぎワロタ・・・

めっちゃ話が脱線したので、3年次編入より単位面での心配が少ないのはなぜかという話に戻します。

なぜかというと、1年次の科目はどの大学も比較的に基礎科目が多いから、です。

上記で説明したように、似たような科目が単位互換される可能性が高いので、英語a→英語1のように基礎科目を多く持っていける可能性があるからです。

また、基礎科目は必修科目だったり選択必修科目だったり場合が多いので、必修科目が取れるということも大きいです。

必修・選択必修科目とは?
簡単に説明すると、必修・選択必修科目とは、その科目を取らないと進級・卒業ができなくなるという大事な科目のことです。
「必修落とした」は呪いの言葉である。

学びたい内容を基礎から学べる

次に学びたい内容を基礎から学べる、ということで理由を説明していきたいと思います。

専攻した内容に関する授業は、1年後期や2年前期から始まることが多いです。

実際に僕は3年次編入をしましたが、よく授業なんかで先生が「2年生の時にやった内容ですが」というようなニュアンスの話をします。

いや、やってないんだけど。みたいな(笑)

2年次から編入することによって、その学校の授業体系に早めに慣れたり、基礎からの授業を受けることができるので、これは2年次編入のいい点だなと思います。

編入先の大学に馴染みやすい

正直僕的にはこれが一番でかいと思いました。

なぜかというと、大学生活において友達の存在は大きいです。とても。情報共有が大事なのです。

やっぱり2年次から入るのと、3年次から入るのだとわけが違うなと。

2年次からだとサークルなどにも入りやすいし、友達もできやすいかなと思います。

いや3年からでもサークル入ればいいじゃん、となるかもしれませんが、2年で終わるしなーとかいろいろ考えちゃってコミュ障の僕にはなかなか勇気が出ませんでした。

2年次編入のデメリットは?

2年制の短大・専門、高専の場合は卒業資格が得られない

ちなみに大学→大学の2年次編入の例ももちろんあります。

2年次で編入するということは、1年生の時に試験を受ける必要があります。

となると当然卒業までいれないので、卒業資格はもらえません。

編入が失敗した場合は最終学歴が高卒になります。

親とかからなんでそこ入ったのみたいな空気になるかもしれません。

しっかりと理由を考えたうえで編入するようにしましょう。

別に本当にやりたいこと・夢に向けて学ぶことは決して悪いことじゃないので、自分はこうしたいという旨をしっかり伝えましょう。

編入先の大学を卒業すれば最終学歴は大学卒になります。大丈夫です!

とにかく1年次がとても忙しい

2年次編入はこれです。これがまぁきつい。

そもそも1年生って初めてばかりで慣れないことが多いんですよ。

僕は短大だったのですが、初めて履修したり、履修もほぼ必修科目で時間割キツキツだし、そのうえでテスト勉強?2年次編入した人に素直に尊敬します。

2年次編入もあったんだってこんな感じでしたからね笑

でもどんなに忙しくて大変でも行きたいとこがある!っていう意志の固い人ならきっとできると思います!

3年次編入のメリット・デメリット

次は3年次編入のメリットを書いていきます。

3年次編入に関しては、実際に僕が3年次で編入してるのでリアルな意見を伝えられるかな、と思います。

では見ていきましょう!

3年次編入のメリットは?

編入を推してる専門・短大、高専からのサポートが割と手厚い

これは割とあると思います。というのも、僕が通っている短大では編入の推薦条件などが良く書類でもらえたりしました。

ですが、あくまで編入を推してる場合なので、そうでない場合は自力で情報を集める必要があります。

編入できる大学の母数が3年次は多い

これは完全に僕の主観ではありますが、3年次編入の内容が多かったように思います。

専門・短大、高専あたりの卒業とうまくかみ合うからですかね?

詳しくはわかりませんが、専門・短大、高専のの人にとってはうれしい情報ですね!

専門・短大、高専の卒業資格が得られる

この卒業資格をとる理由の1つとして、編入に失敗してしまった場合の保険になるからです。

編入って一般の入学と比べて枠がとっっっても少ないんですよ。これマジ。

なので、普通に落ちます。脅しじゃないです。

実際僕も一時期就活してましたから。

卒業すれば、最終学歴が高卒から専門卒、短大卒になるのでできれば卒業はするのが望ましいです。

3年次編入のデメリットは?

少々単位が厳しいので3年次が多忙になる

これは実際に僕の例を書いた方が早いと思うので書きますね。

編入先の大学を卒業するのに必要な単位がだいたい120単位くらいなんですけど、単位互換できたのが72単位とかでした。

一概には言えませんが、これって既存の学生よりも10単位以上少ないんですよ。

なので必然的に忙しくなることが分かるかと思います。実に分かりやすい。

いきなり応用的な内容の可能性がある

3年生なので当然といえば当然ですよね。

でも授業は教科書等しっかり読めば大丈夫だと思います。

なにか分からないところを聞ける友達がいればなお良しです。

これに関しては気持ち的な問題ですね、頑張るしかないやつです!

編入全体で抑えておきたいこと

最後に編入全体を通して僕が伝えたいことを書いていきたいと思います。

ここの見出しの内容は当事者ならではかなと思うので、参考になれば幸いです。

友達づくりに苦労する(かもしれない)

やっぱり、2年次にせよ3年次にせよ、途中から入学するのでなかなか友達ができにくいかなと思います。

ましてや2年生も3年生もある程度コミュニティが出来上がっているので入りづらいんですよね、、

どうしたものか、という感じです。僕も現在進行形で悩んでいるので偉そうなことは言えません(笑)

ですがあえて言うなら、「自分から行動する」これしかないと思ってます、はい。

隣の人に話しかけたり、サークルに入るのもありだと思います!

とにかくきっかけが大事ですもんね!

(あれ、書いてて涙が、、^_^)

事前準備がとにかく大切

編入はとにかく事前準備がとても大事です。

編入を考える上で一番大事なことは?って聞かれたら情報を集めること、って答えます。それくらい大事です。

2年次編入の試験なんて気づいたら終わってたりしますからね。あれは怖い。

事前準備をする上でポイントを伝えたいと思います。

それは、

・行きたいと思った大学は編入に対応しているか

・2年次編入、3年次編入のどちらを受け入れているか(3年次編入のみなど多い)

・ある程度の単位互換は可能か

・試験日はいつか(推薦の場合は条件など)

この辺りはマストで調べておかないといけないと思います。

なんとなくで編入すると割と大変

これはなにも編入だけの話ではないですが、単位の問題など、他の学生より忙しくなったりします。

覚悟とまではいいませんが、忙しいよということは頭の片隅に置いといたほうがいいかなーと思います。

されど土日は休みだと思うのでまぁ大丈夫でしょう。僕も土日はバイトと課題で消費しています。

まとめ

みなさんいかがだったでしょうか。だいぶ長くなってしまい申し訳ないです…。

ですが!

編入生として、また編入を考えている人を応援する側としては、書けることは書いたつもりです。

これからの人生に関わることなので、慎重になるし悩むかと思いますが、とにかく悔いがないように決断しましょうね!

皆さんの学生生活がうまくいきますように。

それではっ。